はじめに
こんにちは。 たくま(@taku_photo1217)です。
お久しぶりです。完全に投稿をサボってしまっていました。少しずつ時間のある時に投稿していこうと思うので、ぜひ見てください。
今回はオールドレンズのスーパータクマ―(Super Takumar)について紹介しようと思います。
自分と同じ名前ということもあり、とても気に入って使用しています。
オールドレンズについて
皆さんはオールドレンズを使ったことがありますか?
オールドレンズは簡単には、フィルムカメラ時代に製造されたレンズのことを指します。
その大きな特徴としては、マニュアルフォーカスであるということがあります。私たちが普段使用しているレンズは、例えばシャッターボタンを半押しするだけでピントが合わせられますよね。これはオートフォーカスと呼ばれます。
マニュアルフォーカスはそれと対照的であり、自身でピントを合わせる必要があります。また、オールドレンズは、現行のカメラのマウントが異なる場合がほとんどであり、マウントアダプターが必要となることがほとんどです。これについては後程述べようかと思います。
このようなことを聞いていると、なんだ不便じゃないかと思ってしまうかもしれません。しかしオールドレンズにはこれを超えるほどの素晴らしい点があります。そのことについて紹介します。
オールドレンズの利点 その1
まず、1つ目の利点は、オールドレンズにしか撮れない写真を撮ることができることです。
最近のレンズは、とても性能がよくはっきりと綺麗な写真が撮れると思います。確かにそのようなレンズはとても魅力的です。
オールドレンズはそれとは対照的に、ピントが緩くなったり、癖のあるボケがでたり、強い光源が入り込むことでフレアやゴーストが出現することがあります。なんだ性能が悪いだけかと思うかもしれません。しかしこれが素晴らしい味を生み出してくれます。
「百聞は一見に如かず」ということで、写真を見てみましょう。
カメラはOLYMPUSのOM-D E-M10 MarkⅢ、レンズはPENTAXのSuper Takumar 55mm F1.8、マウントアダプターはK&FConceptのM42-M4/3のマウントアダプターを使用しました。
少し季節はずれてしまいますが、秋に奈良公園で撮影したものです。
どうでしょう?はっきりとしているのではなく、少しボヤっとした感じになっていますよね。しかしそのようになるからこそ、どこか懐かしく優しい印象になっていますよね。
また、ボケもとてもきれいに出ていますよね。
この写真もきれいなボケが出ていますね。オールドレンズにしか出せない儚いような優しいような味が出ています。
次はゴーストがどのような感じで出るか見てみましょう。
撮影機材は先ほどと全て同じです。撮影は静岡県の三保の松原で行いました。友人たちと朝日を見に行ったのですがとても綺麗でした。
写真に円上の虹のようなものが出ていますね。これがゴーストです。これは性能の良いレンズでは撮ることがかなり難しいです。
どこか夢の中にいるような魅力的な写真になったように感じます。
これもきれいなゴーストが出ていますね。また、海に反射した朝日がとても綺麗ですよね。
オールドレンズの利点 その2
2つ目の利点は、とても安いことです。これは学生である私にとっても最高な点です。
最新の性能の良いレンズだとどうしても高いですよね。いろいろなレンズを試してみたいけれどちょっと高いなあと思うことありますよね。しかしそれに比べるとオールドレンズはかなり安く購入することができます。
オールドレンズは中古のカメラショップやメルカリなどのフリマアプリで買えます。私はメルカリで購入しました。
メルカリを見てみると、私の使用しているスーパータクマ―であれば5000円から10000円ほどで購入できそうです。めちゃくちゃ安いですよね。
ただ、注意しないといけないことは、多くの場合マウントアダプターが必要になることです。
真ん中のM42-M4/3と書いてある部分のものです。
例えばスーパータクマ―とOLYMPUSのカメラであれば、スーパータクマ―はM42マウント、OLYMPUSのカメラはM4/3であり一致しておりません。そのため、M42マウントをM4/3に変換するマウントアダプターが必要となります。
これは、Amazon等で検索すると簡単に見つかります。他のメーカーへ変換するものもあるので、ご自身のカメラのマウントに合ったものを利用してください。
私はK&FConcept社のものを使用しています。種類もとても豊富であり、安価で作りもしっかりしているのでお勧めです。
スーパータクマ―で撮影した写真
それではさらに写真を見ていきましょう。
朝日の反射がきれいで優しいですね。少しピントが合わなかったのですがそれでも味があり綺麗ですね。
海岸で丸っこくかわいらしい石があったのでそれを撮りました。綺麗な円いボケが出ていますね。オールドレンズの優しい描写と朝日がマッチしています。まさにオールドレンズの良さが出た写真であると思います。
次は修禅寺で撮影しました。
先ほどまでのような味のある写真だけではなく、このようにはっきりとしたような写真も撮ることができます。でもどこか現行のレンズとは異なる雰囲気がありますね。このように現行のレンズに負けず劣らずの解像度もあります。
次は隣にあった日枝神社で撮影したものです。
赤い草花に目を引かれて撮影しました。ですが注目してほしいのはこの木の描写です。質感が伝わってきませんか。この写真を見てすごい描写力だなと私自身驚きました。
日枝神社にいた狛犬も撮影しました。うっすらとゴーストが入り込んでおり、全体的にオレンジっぽく夏かいい感じがしますね。何か実家に帰ってきたような安心感があります。
まとめ
今回はオールドレンズの紹介を行い、オールドレンズの一つであるスーパータクマ―を用いた写真を紹介しました。
どうでしたか?オールドレンズもとても魅力で気だなと思ってもらえれば幸いです。ぜひ手に取ってみてください。
オールドレンズにもまだまだ種類があり、それぞれに特徴があり、それらの違いを比べてみても面白いと思います。
私自身も、また他のオールドレンズを試してみたいと思っています。その時はまた記事にしようと思うので是非見ていただけると嬉しいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
コメント